すぐわかる!仙腸関節炎の特徴4選!

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腸関節炎の特徴

①中腰での作業が多い
②長く立っていると痛くなる
③スポーツでねじる動きが多い
④重いものを持つ

そもそも仙腸関節炎とは

仙腸関節とは、骨盤の骨である「仙骨」と「腸骨」の間の関節です。
たくさんの靭帯で固められていますが、スポーツや仕事、不良姿勢や出産で痛めることがあります。
痛みの部位は仙腸関節の位置(PSIS)を指さすことが多いが、下肢への放散痛もあるため、坐骨神経やヘルニアと診断される方が多い。

医道の日本社 John Gibbons 著 骨盤と仙腸関節の機能解剖 参照

んな症状??

片方のお尻の痛みや下肢への放散痛が特徴。
腰痛の部位は仙腸関節の位置を示すが、放散痛はお尻以外にも太ももや足首、そけい部(股関節の付け根)にも痛みがでるので注意が必要。

痛みのタイミングは
・座っていられない ・痛い方を下にして寝れない ・動き始めが痛い
・立っている方が楽 ・猫背にしなければ楽
などがあげられます。

南江堂 村上栄一 著   診断のつかない腰痛 仙腸関節の痛み 参照

うやって診断??

仙腸関節炎の場合は症状(問診)とストレステストです。
痛みの出現する場面を問診で確認していきます。
問診では「脊柱管狭窄症」や「ヘルニア」や「坐骨神経痛」と痛みの部位が似ているため、注意が必要です。
歩いていると痛くなってくる「間欠性跛行」(休むと楽になってくる)などは訴えにくい。
脊柱管狭窄症やヘルニアと違って筋力は低下しない。

痛みの部位は指1本で指す「ワンフィンガーテスト」も有用です。

ストレステストでは骨盤を上下・前後・内側外側から押して症状が出現すれば陽性となります。

うやって治す??

まずは日常生活で座りすぎないように注意が必要です。
座るときは正座や座面をなるべく高くして猫背になりにくくすることがポイントです。
骨盤にバンド(コルセット)を巻くと楽になることが多いため、痛みの軽減や再発防止に使用可能です。
夜痛くて寝れない場合は痛み止めを飲んで炎症を落ち着かせることが重要となります。

痛みの期間は症状の強い人で4~8週間ほどの期間が必要です。
しかし、日常生活の姿勢を変えなければ期間が長くなる人もいるため、注意が必要。
ブロック注射で症状が緩和する場合もあるため、医師と相談して使用する場合もあります。

スポーツでは無理にねじりすぎず、股関節や胸のストレッチをしっかり行い、痛みの出ない範囲で進めていきましょう。

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